今朝のTVニュース番組で、考えさせられることがありました。
それは、仮想水という考え方です。
仮想水の言葉の意味は仮想水をクリックしてください。
日本の食料自給率がわずか39%ということは、最近の食料価格の
高騰で大きな問題として捉えられていますが、残りの61%の
輸入食料を生産国の水の消費量に換算すると660億トンもの水を
輸入しているに等しい。
われわれ日本人の食生活に欠かせない、小麦、大豆、トウモロコシ
などの穀類の育成に必要な水資源、牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類の生育に必要な水資源を考えると、日本は年間660億トンもの水資源を
輸入しているに等しいという考え方。
今日の食品価格の高騰の引き金はオーストラリアの二年間に渡る
大干ばつですが、その後のバイオエタノールの生産にトウモロコシが
原料として使われることで、穀物価格の高騰に弾みがついた。
わが国は水資源の豊富な国と考えていたけれど、この仮想水の
考えを取り入れると、とんでもない認識違いであることに気づく。
輸入食料に関係する水だけでも660億トンもの水資源が間接的に
輸入されているが、工業製品を考えると日本は天文学的な量の
水資源を間接的に輸入していることが容易に想像できる。
たとえば、身近な例として衣服に欠かせない綿花、これは自給率
0です。つまり100%輸入に頼らざるを得ません。
こう考えると日本はいったい何億トンの水を輸入しているのでしょうか?
幸い日本は海水の淡水化技術で世界をリードしている。
RO(逆浸透膜)を使った海水の淡水化技術では、世界トップクラス
だそうです。しかし海水の淡水化にも問題があります。
水のコストが高くて農業、畜産には使えそうもありません。
海水が淡水化された水が水道水のように全国くまなく家庭の
水をまかなうことができるのでしょうか?
そのことを考えると、日常使っている水道水ももっと節約する
必要を感じます。
2008年06月07日
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